流石は豪邸。



玄関も広く、ちゃんと人数全員の靴が入るようになっている



俺たちは靴をしまい、用意してあった紺色のスリッパを履き、一番大きい部屋の前を通り、準備されている部屋へ向かおうとした。



一番大きい部屋を通る時、ドアの方から声がかけられる



??「あ、琥珀。陽向。」



??「総長たちもおはようございます。」



??「…あれ?向日葵は??来てないのか?」



まずは俺と陽向に、そして彼方たちに挨拶をすませてから、いつもいるはずの人物の名を出す。



陽向「翔流、和月、比呂斗!おはよ!!

向日葵は、今日は用事があるから来れないけど、明日は来るって言ってたよ!」



通り過ぎようとしていた一番大きいこの部屋はパーティーの中心部分の部屋で、広いからまだ準備が終わってないらしい。



さっき、窓から声をかけてきた瞬也、斗真、蓮磨の3人も早めについたから準備を手伝っていたみたいだな。



比呂斗「そうなのか。」



陽向「うん!
それより、沙夏や勇起斗たちは?
一緒じゃないんだ??」



和月「サナたちは厨房を手伝ってるよ。」



なんでも、下っ端に料理がうまい人たちがいて、沙夏と勇起斗はそれを手伝っているらしい



琥珀「輝たちも来てるのか?」



輝たち、とは勿論、天、響、輝の3人だ



輝たちは向日葵と似て、あまりそうゆうのに興味無さそうだし、来てるとは思えなかったから、思わず声に出して聞いていた。