…いつもまとめる向日葵がいないから、何処か俺はやる気が出ない。



パーティーは普通に楽しそうなんだけどな?



なーんか、物足りないっていうか、なんていうか…



??「おいおい、お前らそんなとこで何してんだ?」



??「早く入ってこいよ!寒いだろ?」



??「つーか、お前らも動けって!!」



聞き覚えのある声が複数聞こえて、思考を停止させて声の聞こえた上を見上げた。



琥珀「お前らはそこで何してんの?」



窓から顔を出している3人に聴こえるように別荘になるべく近づいて、声を張った。



??「あ?準備してんだよ!
お前らも手伝え!!」



その中の1人、斗真は怒り気味だ。



陽向「瞬也!斗真!蓮磨!中、暖かいー?」



前に出た俺の隣にトタトタと走ってきて、陽向は俺と同じように声を張って質問した



つーか、聞かなくてもすぐそこに玄関あるんだから入ればよくね?



瞬也「おう!暖房ガンガンついてるぞ!!
早く入って来い!!」



蓮磨「いくら着込んでもこれだけ寒けりゃ風邪引くぞ!」



そう。今日は今年最低気温で、都内では結構珍しく、ホワイトクリスマスになるかも。と言っていたくらいだ。



…まぁ、雨よりはマシだが、俺は雪はあまり好きじゃない



てか、寒いの苦手だし。



琥珀「…ほら、さっさと入ろうぜ?
朝なんだから冷えるだろ??」



後ろで俺たちはのやりとりを聞いていた彼方たちに声をかけてから、俺は玄関へと歩き始める。