「…あくまでも俺の想像で、その可能性もある、というだけだ。
別に深く考えなくていい」



「……それさ、どうしたら証明出来る?」



コレの子供が"双子のきょうだい"であることを証明する為に。



「戸籍だな。
市役所にいって戸籍を見よう
それならこの子供がきょうだいかどうか確かめられるかも知れない。」



「じゃあ明日!明日は学校も教室も休みだし。白は部活ある?」



「あー、午前練だったな。
午後からなら行ける」



「じゃあ、午後に行こう。
終わったら電話して、そのまま市役所に向かって?
僕は電話貰ったら行くから」



「わかった。」



そして、その日から俺らは写真の子供を見つける為に動き始めた。」