"色"の名前は珍しいしな。



漢字も読みもそのままだし



白「…あー、うん。」



さっきのは条件反射だったから不可抗力で知られたわけだけど、元々こいつらには話す気など全くなかった。



でも、言われたからには俺は別に答えてもいいけど青に確認してない。



だから曖昧に答えたが、チラッと青の方を向くと、青も同じことを思ってたらしく目があった。



別にいいんじゃない?と青が目で訴えたのがわかったから、言葉を続ける



白「…"生き別れた姉"、みたいなもんだよ」



自分でも声が沈むのがわかる



隣の青も俯いた。



凪「…生き別れた、、?」



神楽「……青と白にも他に姉弟が??」



昴「生き別れたって、どうゆう、、。」



各、色んなことを聞いてくるが、みんな同じで複雑そうで驚きを含んでいる顔をしている



…生き別れたってゆーのはちょっと違うけどな



青「…流石にここで全部説明するのは、無理かな(苦笑)」



俺の他、青、昴、翼、彼方、凪、神楽、伊織、紫月と9人も溜まって人混みの前にいる為、通行人にはかなり邪魔だろう



だから俺たちは邪魔にならない倉庫へと向かった。