??「空!」



車やバイクでそれぞれいき、病院に入ろうとした時、入口近くで向日葵を呼ぶ声が聞こえた



全員一斉にその声の方を向くと、いたのは4人。



それも、よく知っている人物だった



彼方「白、青、翼、昴!?」



伊織「なんでここに!?」



そう。入口近くで向日葵を呼んだのは、青星と同盟を組んでいる族の総長である、夜明白、その横にいる夜明青、池間翼、中野昴の4人だ。



翼「空から昴が電話もらって、陸が事故ったって聞いて。
それより、陸は大丈夫なの!?」



あぁ、向日葵から聞いたのか。



向日葵「…歩きながら説明する。
とりあえずいくぞ」



色々言ってただけあって、時間が押してるんだろう。



向日葵は受付で聞くことなく、エレベーターへ向かう



向日葵「…簡単に病状を説明すると、全身打撲、右手足骨折、左足捻挫。
ついでに記憶喪失だ。」



「「「「記憶喪失!?」」」」



思わずと声をあげた4人。



まあ、普通そうなるよなー



俺もそんな感じだったし。



エレベーターに乗ってからも向日葵の説明は続く。



向日葵「そんで、今までの名前は偽名。
俺は桃井向日葵、陸が桃井陽向、海が朝比奈琥珀。
先に言っとくが、琥珀は兄弟じゃなくただの幼なじみ。

で、陽向は黒髪に青のメッシュで茶色い瞳。琥珀は赤髪で両眼琥珀色。


俺と陽向が兄妹だということ、お前らや俺の名字も陽向には教えるな。
理由は後で教えてやるから今は俺に従え」