…それからはずっとみんなこんな調子だ



……なんか居づらいなぁ



でも、なんで空は病院じゃなくてここに来るんだ?



普通なら病院に行ってから話するよね?



…それとも、もう陸の容態を知ってて他にもなんか異常があるのか?



そんなことを考えていると、下で何かざわめいた声が聞こえてきた



俺は立ち上がってドアを開ける



ドアを手で押さえて下をのぞき込むとそこには…



神楽「秋良さん!?」



下っ端に囲まれている秋良さんが見えた



俺のその声に、幹部室にいた彼方たちも立ち上がって下を覗く



彼方「瞬也さん、斗真さん!?」



伊織「蓮磨さんに朱羽さんも!?」



紫月「どうしたんですか!?学校は!?」



呑気に階段を上ってきた瞬也さんたちを質問攻めにする



秋良「…とりあえず、奥行こうぜ」



苦笑いした秋良さんについていくように、もう一つの幹部室へ行った



右から彼方、紫月、俺、凪、伊織、葉が座り、その正面に朱羽さん、瞬也さん、秋良さん、斗真さん、蓮磨さんが座った。



紫月「…学校はどうしたんですか?
秋良さんも、仕事は??」



平日、しかも真っ昼間にここへ来ている



秋良さんは休みだとして、瞬也さんや朱羽さんは学校の上の立場だ。



軽々しく休める訳が無い