「「「「「「………。」」」」」」



青星の倉庫にあるここ、幹部室には凄く重い空気が漂っていた



原因は1時間前に紫月へかかってきた一本の電話だった



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俺らは昨日からずっと倉庫にいて、今日も泊まっていた



いつもみたいにみんなで話していると、突然誰かの電話がなった



紫月「あ、俺です。」



ポケットからスマホを取り出してその場で出た。



紫月「はい。
…え?あ、はい。わかりました」



紫月はそういって耳から放し、スピーカーを押した



『…そこに全員いるか?』



紫月のスマホからは空の声が聴こえた



なんか、いつもの声じゃなく、切迫つまってるって感じだった



神楽「みんないるよー」



みんなの代わりに俺が答えた



なーんか、この喋り方治らないなぁ



自然と口に出すと一人称も僕になっちゃうし。



ま、今はそんなことどうでもいいか。



『……陸が事故に遭った』



「「「「「「っ!!??」」」」」」



彼方「何処の病院だ!?」



みんな驚きすぎて声が出なかった



初めに我に返った彼方が声を荒らげる



『……お前らには説明することがある。』



伊織「なんだよそれ!
病院でじゃ無理なのかよ!?」



一秒でも早く病院に行きたいのだろう



でも、それは俺もだ。



『…昼前に倉庫へ行く。それまで倉庫で待機していろ。瞬には言ってある』



じゃ、と俺らが答える前に電話を切られた



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