【流れ修正しつつ更新】流れる華は雪のごとく

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_______そして、新学期。

チュンチュン、と小鳥がさえずる朝、露李は爽やかに起きだし、制服に着替えて自室を出た。

久しぶりの学校だ。

クラスメイトは元気にしているだろうか。


「おはよー…って、そっか」


大きく呼びかけてみたが、返事はなかった。

守護者たちは一度、自分の家へ戻ったのだった。

屋敷にいるのは水無月と海松だけだ。


「おはようございます、露李様」

「おはよう露李」


割烹着姿の海松とエプロンをつけた水無月が大小様々な器を持って現れた。


「あ!ごめんなさい、朝食の用意」

「何言ってるの、仮にも姫なんだから」


水無月がおかしそうに笑った。

海松もふふっと微笑む。


家族のような二人に露李も笑った。