【流れ修正しつつ更新】流れる華は雪のごとく



聞くべきではなかったかもしれない。


そう水無月が思い始めたとき、露李が彼の顔を見上げた。


「ありがとう氷紀」


「え───?」


「今、聞いてくれなかったら…突然知らされることになってたから」


「露李、君は」


もう覚悟を決めたと言うのか?


「そのときが来るまで、毎日を皆と過ごしたい」


呟いた言葉が、その場にいる皆の胸に重くのしかかった。