「いやだっ!! 春人っ」 やっと声が出た 「ごめんな でもいつかまた 絶対会えるよ」 「いつかっていつ? そんなん嫌や.. お願い春人… 行かんといてよ あたし春人がおらな…」 「雪は思っとるより強いよ 俺がおらんでもいける それに雪が降った後はまた 春が来て笑えるけん とかゆうて♪笑」 はははと笑う春人につられて あたしも小さく笑った 「またな」 そう春人が言った瞬間 目が覚めた