「そーなの?でも昨日はしょうがないよ。神王との戦いだったんだから」


あ…やば!


そう思った時には時すでに遅し。


「…なんで知ってんだ?そのことを」


おかしいことに気付いた翔。


眉間にシワを寄せる。


「僕達、桜ちゃん達に言ってないよね?」


亮太ですら、少し怒ったような、そんな雰囲気だった。


「え?えーと…」


どうしよどうしよどうしよ!?


とっさに出てくる言い訳がない。


頭をフル回転させて考える。


「お前、何者だ?」