美人モデルは最強姫⁉︎

挨拶も終わり、私たちは再び幹部室へ来ていた。


話してると結構みんなおもしろくて自然と笑顔が溢れてくる。


時間はあっという間に過ぎて、 部屋の時計を見ると7時を示していた。


「あっ!そろそろ私帰らないと!」


天桜に行く時間がなくなる!


かなり遅くなっちゃった!


「えー、もう帰っちゃうの?」


ダダをこねる亮太。


楽しいけど天桜に行けないんだもん!


「亮太我慢しろよ。桜だって用事があるんだ」


俊が注意してくれた。


やっぱり頭一つ抜けて大人だな〜。


「それなら!僕が送って行くからもう少しいれるよね?」


亮太が突然信じられないことを言い出した。


は⁉︎


送るって天桜に⁉︎


無理無理無理!


「まぁ、それなら…」


亮太の説得に妙に納得しはじめた俊。


っておいおいおい!


俊までそっち行くの⁉︎


「よし!僕が桜の彼氏役になって送ってあげる!」


バカじゃないの⁉︎