私は天桜の方を向いた。


「みんな、今まで総長の席を空けて待っててくれてありがとう!」


「「当たり前!」」


「桜しか総長はできないよ」


その言葉で少し目が潤む。


私は微笑んで銀龍と愛奈の方を向いた。


「今まで心配かけてごめんなさい。でもありがとう!そして、これからもよろしくね」


「もちろんだよ」


「うん!」


「ああ」