私の頭の中に記憶にある声が聞こえてきた。


「俺たちはお前を捨てたりしない。これからもずっと仲間で俺たちの姫だ!」


(そうだよ…翔は私を捨てないって言ってくれた。仲間・姫って言ってくれた。なのに…私は…)


ハッ…


「朝…夢だったんだ」


私は大きく背伸びをする。


なんだかとってもすっきりしてる。


こんな朝は久しぶり。


「私…ダメだね。よし!私の決意、今日みんなに言おう!」