私達4人はみんなの前に並んだ。


私は一歩前に出て深呼吸。


「今から天馬が攻めてくる。絶対にNo. 1の座を渡すわけにはいかない。…でも、無理だけはしないで。幹部以上の相手は私達でするから、状況を見極めて戦うこと」


「「「「「はい!」」」」」


みんなのやる気満々な声を聞いて、私も少し元気が出てきた。


「よし!それじゃあ行くぞーー!」


「「「「「おーーーー!」」」」」


掛け声がかかった瞬間…バンッ…。


倉庫のドアが開け放たれた。


「来た」


大勢の人の中から、如月が前に出てくる。


「俺たちは天馬。天桜に世界No. 1の座をかけて勝負を挑む!」


「望むところ!みんな行くよ!」


「「「「「おお!」」」」」


天桜VS天馬。


史上最大の戦いが幕を開けた。