「はぁ…まさかとは思うけど、銀龍に助けを求めるかって話忘れたわけじゃないよね?」


(銀龍…に助けを…)


「……あーーーーー!」


「忘れてたね」


完全に忘れていて、焦りを見せる私と呆れた顔をする朗。


「どうしよう…」


(天桜のみんなの負担が…)


「もう今更じゃない?しょうがないよ」


「…そうだね」


(私が人一倍頑張らないと!)


「桜〜!」


「集まったよー」


ドアの外から私を呼ぶ2人の声がする。


「ありがとー!じゃあ行こっか!」