愛奈side
(この公園…撮影に使えそうなのはソフトクリームと噴水くらい。でも、私はお嬢様だからあまりはしゃぐようなことはできないんだよね…)
私は噴水の方を見た。
(噴水だと動きが限られてあまりいい写真が撮れなさそう…)
「きゃ⁉︎」
急に視界が回ったと思ったら目の前は青空でいっぱいになっている。
気づくと、私は俊と一緒に草の上に倒れこんでいた。
まったく痛くなかったのは多分俊が守ってくれたから。
「愛奈、カメラ気にしすぎ」
「そ…そうかな?」
(き…気づかれてる…)
「俺といる時くらいお嬢様なんて捨てて、はしゃいでよ。俺はモデルとかお嬢様とかどうでもいい。素の愛奈がいいんだ」
私はその瞬間肩の重荷がとれた気がした。
いつもいつも、お嬢様だからモデルだからと言われてきた。
でも、俊はちゃんと私を見てくれてる。
ありのままの私を好きだと言ってくれる。
「私…何してるんだろう。ずっとずっとカメラ気にして、やりたいこと我慢して…」
私は俊の方を向いた。
「ありがとう!俊。大事なことに気づかせてくれて!」
「よかった。愛奈が笑ってくれて」
2人で寝っ転がって見た青空はちゃんと最高にまぶしかった。
(この公園…撮影に使えそうなのはソフトクリームと噴水くらい。でも、私はお嬢様だからあまりはしゃぐようなことはできないんだよね…)
私は噴水の方を見た。
(噴水だと動きが限られてあまりいい写真が撮れなさそう…)
「きゃ⁉︎」
急に視界が回ったと思ったら目の前は青空でいっぱいになっている。
気づくと、私は俊と一緒に草の上に倒れこんでいた。
まったく痛くなかったのは多分俊が守ってくれたから。
「愛奈、カメラ気にしすぎ」
「そ…そうかな?」
(き…気づかれてる…)
「俺といる時くらいお嬢様なんて捨てて、はしゃいでよ。俺はモデルとかお嬢様とかどうでもいい。素の愛奈がいいんだ」
私はその瞬間肩の重荷がとれた気がした。
いつもいつも、お嬢様だからモデルだからと言われてきた。
でも、俊はちゃんと私を見てくれてる。
ありのままの私を好きだと言ってくれる。
「私…何してるんだろう。ずっとずっとカメラ気にして、やりたいこと我慢して…」
私は俊の方を向いた。
「ありがとう!俊。大事なことに気づかせてくれて!」
「よかった。愛奈が笑ってくれて」
2人で寝っ転がって見た青空はちゃんと最高にまぶしかった。



