美人モデルは最強姫⁉︎

私達は男の子のところへ行って目線に合わせてしゃがんだ。


「どうしたの?」


「あのね…あのね…ソフトクリームが…ぅ…グスッ」


必死に泣き止もうとしているけどこけて痛いことと、ソフトクリームが落ちたことのダブルパンチで我慢できないみたい。


「そっか…よし!じゃあお姉ちゃんが魔法で直してあげる!」


そう言って私はニコッと微笑んだ。


「ほんと⁉︎」


男の子は目を輝かせて私にソフトクリームのコーンを差し出した。


「うん!ちょっと待ってね。翔、手伝って?」


「ああ」


私達はソフトクリームに魔法をかけ始めた。