「俺たちはもう少し準備があるので、上で待っていてもらえますか?」
今にも食事を摘み食いしようとしていた私に、申し訳なさそうに言ってきた。
慌てて手を引っ込める。
(これじゃ私、ただの食べ物目当てで来た奴みたいじゃん!)
「わかった!じゃあ拓真に呼びに来させてね!あと、ちょっと話あるから愛奈は下にいさせて」
「わかりました」
拓真っていうのは次の総長の最有力候補。
しっかりしてて喧嘩も強い、そして何より誰にでも優しい!
幹部室や総長室がある2階にはそういう限られた人しか上がって来られない。
「それじゃあみんな行こ!」
私は愛奈に手を振ってみんなを連れて2階へ向かった。
今にも食事を摘み食いしようとしていた私に、申し訳なさそうに言ってきた。
慌てて手を引っ込める。
(これじゃ私、ただの食べ物目当てで来た奴みたいじゃん!)
「わかった!じゃあ拓真に呼びに来させてね!あと、ちょっと話あるから愛奈は下にいさせて」
「わかりました」
拓真っていうのは次の総長の最有力候補。
しっかりしてて喧嘩も強い、そして何より誰にでも優しい!
幹部室や総長室がある2階にはそういう限られた人しか上がって来られない。
「それじゃあみんな行こ!」
私は愛奈に手を振ってみんなを連れて2階へ向かった。