幼なじみの溺愛が危険すぎる。(後編)

すると、部屋のドアが開いて玲音が入ってくる気配がした。


「りりちゃん、その服、もしかして俺のために着てくれたの?」


「知るかっ」


「ちゃんと俺に見せて?」


「二度と見せない!」


お布団を頭からかぶりながら玲音に返事をする。



「りりちゃん、あの日歩道で話してたのはマネージャーの畠山。

いきなりマンションに押しかけてきたから帰ってもらっただけ」


「玲音、あの子のことベタベタ触ってた」


「なかなか帰らないから、脅し……じゃなくて、えっと…説得してただけだよ」


「……」


「りりちゃん、顔見せて?」


「イヤだっ。絶対イヤ。玲音なんて嫌いだもん」


「俺はりりちゃんのことが好きだよ?」


「私は玲音のことなんて嫌いっ!

一緒にいるとわけわかんない気持ちになるからもうやだっ!


小さい頃のほうが良かった。ただ楽しくてなんにも考えないで笑っていられた。

こんな気持ちになることだってなかった。

玲音が他の女の子触ったり、

玲音が他の女の子にキスしてるとこ見て嫌な気持ちになることだってなかった!」



「俺、りりちゃん以外の女の子にそんなこと絶対にしない」



玲音に力ずくでお布団からひきずりだされてベッドの上で玲音と向き合うと、


玲音がしわくちゃになったワンピースにそっと触れた。