幼なじみの溺愛が危険すぎる。(後編)

side/玲音


どうもりりちゃんの様子がおかしい。

挙動不審にもほどがある。


そんなことを考えながら音楽室から教室へと続く渡り廊下を歩いていると、

バレー部のキャプテンがりりちゃんに話しかけているところだった。


ネクタイをほどいて、すぐにりりちゃんのところに駆けつけた。


「りりちゃん、ネクタイほどけちゃった」


すると、りりちゃんが目を丸くした。


「また?」


「うんっ」



「ちょっと待っててね。話があるんだって」




ちらりと俺のことを見たバレー部のキャプテンが

りりちゃんをどこかに連れて行こうと手を伸ばしたので、


その手をはらいのけた。