「あっ、りりちゃん、ご飯粒ついてるよ」 そう言って玲音が私のほっぺたに手を伸ばした。 うわわっ!! 「どうしたの、りりちゃん?」 「な、なんでもないっ」 玲音の指先が頬に触れた瞬間、 心臓がドキンと飛び跳ねた。