「……りりちゃん、怒ってる?」
ダイニングテーブルを挟んで玲音が眉をさげる。
「ちょっとね」
「で、この緑色の物体は?」
泣きそうな顔で玲音がお皿を指差した。
「ピーマンとベーコンの炒め物」
「だからって、こんなにピーマン山盛りにしなくても…
つうか、俺の皿にはベーコンがひとつも見当たらない…」
「高校生なんだからピーマンぐらい食べられると思います」
フンと横を背けると、玲音が肩をおとした。
「だからって、こんなに?」
「おかわりもあるよ?」
「くっ……」
ダイニングテーブルを挟んで玲音が眉をさげる。
「ちょっとね」
「で、この緑色の物体は?」
泣きそうな顔で玲音がお皿を指差した。
「ピーマンとベーコンの炒め物」
「だからって、こんなにピーマン山盛りにしなくても…
つうか、俺の皿にはベーコンがひとつも見当たらない…」
「高校生なんだからピーマンぐらい食べられると思います」
フンと横を背けると、玲音が肩をおとした。
「だからって、こんなに?」
「おかわりもあるよ?」
「くっ……」



