「りりちゃん先生、さよーならっ。
またあしたっ!!」
子どもたちに見送られて保育園を出ると、圭介さんが追いかけてきた。
「りりちゃん、送るからちょっと待ってて!」
「まだ7時だし、家までそんなに遠くないから大丈夫ですよ?」
「そういう問題じゃないんだよ。
もしりりちゃんになにかあったらうちの責任問題になるでしょ?」
「すみません」
チャラそうに見えるけど、圭介さんって意外と真面目だ。
先生たちでさえ空いた時間に携帯チェックしているのに、
圭介さんが保育園で携帯を取り出しているところを見たことがない。
またあしたっ!!」
子どもたちに見送られて保育園を出ると、圭介さんが追いかけてきた。
「りりちゃん、送るからちょっと待ってて!」
「まだ7時だし、家までそんなに遠くないから大丈夫ですよ?」
「そういう問題じゃないんだよ。
もしりりちゃんになにかあったらうちの責任問題になるでしょ?」
「すみません」
チャラそうに見えるけど、圭介さんって意外と真面目だ。
先生たちでさえ空いた時間に携帯チェックしているのに、
圭介さんが保育園で携帯を取り出しているところを見たことがない。