病院に着くと3センチ開いてるからもう少しだねと言われベッドの上で待機

それに初産は遅いからと言われ豪君と部屋で待つ

「もう少ししたら会えるなととてもうれしそう」

豪君の家族が増えるねというと「うん」といい俺がついてるからなと言い手を握ってくれる

はじめは豪君といろいろ話せてたんだけどだんだん痛みが強くなってきてきつくなってきた。

でもまだだろうと我慢していると看護婦さんが来てくれてもう開いてる・・・・と言われ

分娩室に運ばれた。

すぐに何度か力むと一人目の子が産声を上げ

二人目は少しかかったが初産にしてみれば早かったらしくあっという間に産声を上げた。

看護婦さんが一人目を連れてきてくれた。

男の子で、私の胸に抱かせてくれたその次に二人目は女の子のようだ

まだ二人とも小さくて顔はしわくちゃでよくわからないが見た瞬間に涙が止まらなかったが

白衣を着た豪君に子供達を抱かせるといきなり泣き始めた。

しかも子どもと同じ声の大きさで外で聞いてたお父さんお母さんたちがびっくりしてたみたいだけど

少し冷静になり私のもとへ

俺の家族を産んでくれてありがとう・・・

私の手を握りながら涙をこぼしていた。

私は1時間ほど処置室にいて病室へ返してもらった。