ソファに座って抱き合う私たち 終わってからも暫くそうしていた。 終わると、いつも離れて行くのに今日はカケルが私を放さない。 「どうしたの?今日…変だよ?」私は静かにそう言った。 「変?華こそ変だよ。大事な奴でもまた出来た?」いきなり 話を変えてきた。私の目は泳ぐ。 「 え?大事な奴?そんなん出来ないよ」 私は カケルに引っ付いた。 肩に回す手に少し力を加えた。 私の大事な人はカケルだよ。 カケルは、そんな私を受け入れるように抱き返してくれた。