永遠を君に…




玄関を開けると 張り詰めてた糸が切れるように我慢していた涙が溢れ出た。



もう答えは決まってる。


私は、この子を産む。


今まで何も目標なんて持って来なかった私が見つけた目標…


この子を元気に産んであげること。


その夜、私はテレビもつけずソファで小さくうずくまりながらお母さんの帰りを待った。


ガチャ…


ドアが開いて外の音が聞こえる。


お母さんは靴を脱ぎリビングへ来た。

「華テレビもつけないで何してるの?」


私の心は、迷いなんかもう一切無い。
だって、産むって決めたんだから。


お母さんの反応は怖いけど、この子を守ってあげれるのは私だけだと思うと強くなれる気がした。


「お母さん座って」


お母さんは不思議そうにしてソファへ座った。


「お母さん…あのね…私ね……」


お母さんが帰って来るまで考えてた言葉が思い出せなくなった。
溢れ出て来るのは涙だけ。


お腹に手を当てた。


「 赤ちゃん…居るんだぁー…私の赤ちゃん…。お母さんの孫が…」


お母さんの反応なんて涙で見えやしない


私はテーブルに写真を出した。


すると、お母さんは写真を手に取った。


「え?本当に?」

「…うん…っ」


涙を拭いた。そして今日病院に行った事を告げた。

すると今度はお母さんが涙した。


私たちは抱き合いながら泣いた。