結局 どうすればいいのか


わからなかった


だけど・・・どうして


陽也君は私が好きなの?


他の男の子達と・・・同じとか?


私は 里佳に思っている事を


言ってみた


「・・・それはないと思うよ?」


「そう・・・かな?」


「だって 山宮君


綾斗君から那未の事


助けてくれたんでしょ?


不安になるのはわかるけど


山宮君の事 信じてみたら?」


陽也君を・・・信じる?


でも・・・どうやって?


朝と放課後は いつも送り迎え


してくれる


「・・・なんか よくわからない」


「那未は 山宮君とどうなりたいの?


返事も保留にしてるんでしょ?」


それは・・・そうだけど


「・・・」


キーンコーン・・・


授業が始まる予鈴が鳴った