恋涙ーkoinamidaー

だから・・・同じ気持ちなの


1人が怖い


あの時から ずっとそう思っていた


今だって・・・そう


すると 陽也君は


私の肩を押す


ぎゅ


今度は 私の手を握った


そして そのまま引いた


何を・・・思っているの?


知りたいけど 知っちゃいけない・・・


そんな気がした


綾斗と・・・どういう関係なの?


陽也君が 綾斗を恨んでいる理由は・・・何?


心の中で 何度も思ってしまう


しばらくすると マンションに着いた


「・・・じゃあな


何かあったら スマホ鳴らして?」


そう言いながら 私の手を離す


あ・・・離れちゃった


もう少し 一緒に居たいな・・・


なんて わがままかな?


「・・・那未?」


「あ・・・うん


また明日ね?」


少し笑って 陽也君にそう言って


マンションに向かって歩き出した