恋涙ーkoinamidaー

・・・帰り


私は ある場所に向かった


そこは大きな倉庫がたくさんある


倉庫の重いドアを開ける


「・・・綾斗?」


薄暗くて あまりよく見えない


中に入る


「那未 来てくれたんだ?」


ドクン


振り返ると 綾斗が1人で立っていた


周りを見渡す


「そんな警戒すんなよ


誰も居ないって・・・」


そう言いながら 私に近付く


ドクン ドクン・・・


「・・・話って何?」


「お前に謝ろうと思ってさ・・・


あの時 酷い事してごめんな?」


ぎゅ


そう言って 綾斗は私を抱き締めた


「俺のせいで 傷付いて・・・


警戒されるのも無理ないよな?」


「・・・」


すると 綾斗は私の肩を押した


「俺達 やり直そう?」


「・・・出来ない」


「え?」


今更・・・やり直すなんて


出来ない


「はあ・・・やっぱり無理か」


すると 後ろから人の気配を感じた


振り返ると 5人ぐらいの


他校の男子が立っていた


「うわ! やっぱ可愛い・・・」


「綾斗ー マジでいいの?」


ドクン ドクン・・・


嫌な予感がした


「どういう・・・事?」


「そいつ等 那未と友達に


なりたいって言うからさ・・・」


どうしよう・・・怖い