恋涙ーkoinamidaー

学校に行く途中 那未は


ずっと俯いていた


「あれって 那未ちゃんだよな?」


「朝から見れるなんて


ラッキーだなー」


なんて声が聞こえていた


なんか・・・可哀想に思えて来たな


毎日 他校の男子達に


ナンパとかされて・・・


「那未!」


「・・・里佳」


声をかけられて振り返ると


里佳と恭平が立っていた


「あれ? 山宮君も一緒だったの?」


「ああ・・・まあな」


「それじゃあ 後は私に任せて!


那未 一緒に行こう?」


「うん・・・ じゃあね」


那未は里佳の所に向かった


「なあ 恭平・・・」


「んー?」


恭平は スマホをいじっていた


「あいつ・・・那未さ


結構 大変なんだな」


あれじゃあ アイドルみたいじゃん・・・


でも 那未はそんなんじゃない


「まあ・・・ミス聖桜だからな


里佳ちゃんから聞いたけど


聖桜女子の学園祭って


結構デカくて有名なんだって


で・・・ミス聖桜は


学校の成績最優秀者が


一般の人から選ばれるらしい」


てことは・・・


那未って 頭良いのか?


まあ・・・聖桜女子は


この辺でも有名なお嬢様学校だしな


「で ミス聖桜に選ばれた生徒は


お披露目されるんだよ・・・


ホームページとかにも


載るしさ・・・」


それで 他校の男子達が


那未の事を知っていたのか・・・