恋涙ーkoinamidaー

・・・3時間後


マンションを出ると


陽也君が立っていた


「・・・おはよう」


「ああ・・・行こう?」


私は 陽也君の隣を歩いた


ドキン ドキン・・・


「あれって 那未ちゃんじゃね!?」


「本当だ 超可愛いー・・・」


近くに居た他校の男子達が


少し騒いでいた


「・・・大丈夫か?」


「え?」


そう言いながら 陽也君は


心配そうな顔をしていた


「あ・・・大丈夫だよ?」


「なら いいけど・・・」


ぎゅ


突然 陽也君は私の手を握った


なんか・・・心配かけちゃったな


握られた手が あったかい


しばらくすると 学校に着いた


「じゃあ また帰り来るから」


「・・・うん」


陽也君は 来た道を戻っていた


遠回り・・・させちゃったかな?


「那未ー! おはよ!」


里佳が 元気そうに


挨拶して来た


「おはよ」


「さっき 山宮君と一緒だった?」


「あ・・・うん」


私と里佳は 話しながら


学校の中に入った