俺は ある場所に居た


そこは 空き倉庫・・・


「陽也?」


前を見ると 綾斗が立って居た


「・・・綾斗」


「久しぶりじゃん・・・


で? 俺に聞きたい事って何?」


そう言いながら 綾斗は


ニヤついていた


「那未に 何した?」


「は? てかお前・・・


那未と付き合ってんの?」


「いいから答えろ!?


お前が那未に何かしたのは


わかってんだよ!?」


声が響いた


今の俺は 自分でも怒っている


「なるほど・・・里佳か


あいつもお喋りだな


聞いた通りだよ」


平然とそう答える綾斗


俺は 綾斗に近付き


胸倉を掴む


「お前のせいで・・・今もあいつは


苦しんでんだよ!」


「・・・だから?


てか お前那未のなんなの?


まさか惚れてるのか?」


そう言いながら 俺の手を


払い退けた