恋涙ーkoinamidaー

陽也君を信じたい気持ちは ある


だけど・・・たまに思う


私は 陽也君の足を引っ張って


いるんじゃないかな?って


何かあれば 甘えたり


頼ったりして・・・


それと同時に 少しだけ


怖かった


やっぱり 私は弱いんだって


思ってしまう事がある



「・・・那未?」


名前を呼ばれて 顔を上げると


陽也君が少しだけ


悲しい顔をしていた


「どした? また綾斗に何か


言われたりしたのか?」


「ううん・・・ちょっと考え事


ごめんね 心配かけて」


きっと 私の笑顔は


作り笑いになっていると思う


「・・・なら いいけど


もし綾斗から何か言われたりしたら


俺に言えよ?」


そう言いながら 私の頭を


優しく撫でた