恋涙ーkoinamidaー

---陽也side---


「陽也ー」


声をかけられて 振り返ると


同じクラスの 永見 礼(ながみ れい)が


俺に近付いて来た


「なんだよ?」


「お前 那未ちゃんと


知り合いってマジ!?」


永見は 少し興奮しながら


そう聞いて来た


「・・・まあ」


あいつ・・・那未って


そんなに有名なのか?


確かに 可愛かったし・・・


「何? そんなに有名なの?」


「は!? お前・・・


知らないのかよ?


那未ちゃんは ミス聖桜で


すげー可愛いって 有名なんだぞ!?」


マジかよ・・・


「・・・へえ」


「でさ・・・那未ちゃんの


携番知ってるか?


もし 知ってたら教えてくれ!」


「・・・やだ てか知らない」


そう言って 廊下を歩いた