恋涙ーkoinamidaー

「・・・もしかして


綾斗に関係あるの?」


「それは・・・」


陽也君は 一瞬ためらったような


気がした


「・・・わかった


言いたくないなら 言わなくていいよ」


「那未・・・」


別に怒っている訳じゃない


ただ・・・わからないだけ


しばらくすると マンションの前に着いた


「・・・じゃあね」


「那未・・・ごめんな?」


どうして 謝るの?


私は 振り返らずに


マンションに向かって歩き出した


鞄からスマホを出す


綾斗のLINEのID・・・変わってないと


いいけど


指が震える・・・


【今 大丈夫?】


すると すぐに既読が付いて


返事が来た


【那未? 珍しいな


LINEなんて】


私は 震える指で綾斗とLINEをした