恋涙ーkoinamidaー

すぐに綾斗は 私から離れる


「・・・立てるか?」


「あ・・・うん」


少しふらつきながら


私は綾斗に掴まって立ち上がった


「もう・・・大丈夫だから


ありがとう」


「・・・無理すんなよ?」


そう言って 綾斗は


帰って行った


なんで・・・ドキドキしたの?


私に 酷い事した人なのに


手が少しだけ 震えていた


大丈夫・・・自分に何度も


そう言い聞かせながら


深呼吸をした


その時 スマホが鳴った


鞄から出して見ると


陽也君からのLINEだった


【今 どこ?】


【マンションの近く】


【今から行く】


今からって・・・もしかして


これから来るの?