恋涙ーkoinamidaー

---陽也side---


眠っている那未を


抱きかかえて ベッドに寝かせた


気持ち良さそうに寝ている


那未の頭をそっと撫でる


「・・・陽也君」


ドキン


思わずビックリして 少しだけ


肩が上がってしまう


ぎゅ


那未は俺の服を掴んでいた


「那未・・・安心していいから


大丈夫だよ」


そう言いながら 那未の頬に触れた


そういえば・・・最近泣いてばかりだな


それだけ たくさん悲しかったんだよな?


もう少し早く 綾斗より早く


那未と出会えていたら・・・


俺なら こんな風に


泣かせたり 悲しませたりしないのに・・・


でも 今の俺には那未を


守れる資格がない・・・