恋涙ーkoinamidaー

それから 俺は毎日


那未を送り迎えした


「あの・・・毎日ごめんなさい」


「気にすんなよ?


俺が好きでやってるんだから」


那未には 廉の事は


話していない・・・


いつ 廉が那未に近付くか


わからない


「那未!」


振り返ると 里佳が立っていて


こっちにやって来た


「・・・里佳」


「山宮君 ここからは


私がするから」


里佳は そう言いながら


笑って頷いていた


「ああ・・・頼んだよ


また帰り来るから」


そう言いながら 那未を


安心させて 俺は学校に向かって


歩き出した


まだ・・・大丈夫じゃない


声が出ても また出なくなる可能性が


あるって里佳が言ってた