恋涙ーkoinamidaー

迷惑じゃ・・・ないかな?


自分でも わがままだって


思ってる


「・・・那未?」


「ごめんなさい・・・


さっきのウソだから


また明日ね?」


そう言いながら 陽也君から離れた


ガシ


腕を掴まれた


振り返ると 心配そうな


顔をする陽也君が居た


「陽也君? どうしたの?」


「・・・声 戻ってよかったな


今日は よく休めよ?」


そう言いながら 私の腕を離した


だけど 本当はそばに


いて欲しい・・・


これ以上 陽也君を


困らせたくない


「うん・・・またね」


私は エントランスを通って


エレベーターに向かった