恋涙ーkoinamidaー

なんで・・・こんな時になると


優しくするの?


「那未」


ドキン


声のする方を見ると


陽也君が立っていた


手には クレープがあった


「これ・・・食べるか?」


そう言いながら 持っている


クレープを差し出した


ビックリして目を見開く


「俺 甘いのダメだからさ・・・」


私は クレープを取って


頬張った


口の中で 生クリームと


いちごが一緒になっていた


「美味いか?」


その質問に 頷く


クレープなんて・・・久々に食べた


美味しくて思わず


笑っていた


なんか・・・お礼したいな


いつも助けてもらって


ばかりだから


その時 陽也君のスマホが


鳴っていた