恋涙ーkoinamidaー

残された私は 近くにある


ベンチに座った


鞄からスマホを出すと


里佳からLINEが来ていた


【ちょっと恭平と買い物するから


山宮君とデートでもしなよ?】


デートって・・・


その時 目の前に誰かが


立っているのがわかった


陽也君・・・じゃない


「こんな所で何してるの?」


声からして 男の人なのがわかった


顔上げたら・・・わかっちゃう


私は 俯いたまま


スマホをいじっていた


「あれ? この子もしかして・・・」


ドクン


もう・・・ダメだ


陽也君 早く来ないかな?


「お前等さ 誰の許可得て


人の彼女に声かけてんだよ?」


ドクン


チラッと目だけを向けると


綾斗が男の人達の腕を掴んでいた