ーーーもういつだろう
初めて人を殺ったのは
もう血の温度も感じれなくなった
初めて殺ったあのドキドキも忘れた
殺した死体を見た残酷さも忘れた
殺すのが当たり前になって命がなんなのかも忘れた
そうだ
私が殺し屋をさせられたのは父のせい
自分のために父は私を殺しの道へ進ませた
ーーー私達一家はとても幸せな家族だった
でも大手企業のお偉いさんだった父は仕事で失敗し、財力のある違う女と付き合いやがった
母は気づいていなかったが、私は気づいていた
でも父はまだ母のことを愛していて、こっちにいることが多かった
でもある日母は殺された
殺し屋リンクと呼ばれる最強の殺し屋
彼は殺した相手の隣に自分のカードをおくらしい
それが母の隣にも置いてあったのだ
それから父は心変わりし、母に仕事を失敗したせいで裕福な生活を送れなかったので、それを叶えるため会社の邪魔なものを私を使って消そうとし、私に修行させた
そして8歳
初めて人を殺した
ターゲットはお父さんの会社の副社長