「あ、射的」
私は射的を見つけて駈け出す。
「なんだよ、何かほしいのあんのかぁ?」
とりょーくんが
隣で顔をのぞかせる。
「私こう見えても射的得意なのー」
この日、
後悔した。
いつもみたいに
家に引きこもっていれば
よかったと…
「ねえ、あれ
未希じゃねえ?」
その声に振り向いてはいけなかったんだ――
私は射的を見つけて駈け出す。
「なんだよ、何かほしいのあんのかぁ?」
とりょーくんが
隣で顔をのぞかせる。
「私こう見えても射的得意なのー」
この日、
後悔した。
いつもみたいに
家に引きこもっていれば
よかったと…
「ねえ、あれ
未希じゃねえ?」
その声に振り向いてはいけなかったんだ――

