地味女はお姫様!?【完】

「あ、射的」




私は射的を見つけて駈け出す。




「なんだよ、何かほしいのあんのかぁ?」



とりょーくんが
隣で顔をのぞかせる。




「私こう見えても射的得意なのー」




この日、



後悔した。



いつもみたいに



家に引きこもっていれば
よかったと…





「ねえ、あれ


未希じゃねえ?」



その声に振り向いてはいけなかったんだ――