地味女はお姫様!?【完】

しかしそこには
誰もいなかった。




「りょーくん…
私明日学校休む…。


明後日の体育祭は出るから
できれば迎えに来てほしいな…」




「あぁ…別にそれはいいんだけど
今のてめぇを一人にはしたくねえんだ
俺も休むからよ…」




そう言ってりょーくんは
私の頭をなでた。




「そういえば、
おめぇの家の人は?」



「……言ってなかったっけ?
共働きでどっちも帰ってくるのが遅いの。
帰ってこないときの方が多いし


一人暮らししてるみたいなんだ」





こんな時
親が居ないのは不安で仕方ない。