待ってあげるわけねーだろ?



当の本人はつゆ知らず一定のリズムを崩すことなく歩き進めて行く。


「…今日からか…」


誰も聞こえないような小さな声でボソッと呟く。


彼は自分に向けられた多くの視線に気がつく事なく高校へ向かう。