私は、守られてばかりは嫌だ。
私は藍島さんの命令に背き、校舎をもう一度出て、藍島さんが行った方向と逆方向へと移動した。
こっちへ行けば、藍島さんとまた会わなくてすむもんね。
今、一体何が起こっているのか。
知りたいっていう好奇心と、皆への心配。
その半分ずつが、心を埋め尽くす。
「見えた……グラウンド」
少し遠いけど、なんとなく見える。
グラウンドに、数十台ものバイクがあった。
グラウンドの真ん中には、何十人ものカラフルな頭をした不良たちと、神雷の藍島さんを抜いた四人がいた。
……私の予想だけど、きっとさっき藍島さんは、生徒に被害を与えないため、校舎内と周りにあの不良たちの仲間がいないか、見てきたんだろう。



