獣★愛~最強ケダモノ男子の溺愛姫~







「いいから速く!」





藍島さんに背中を押され、無理やり私を校舎内へ入れる。





「いいか、バイクのエンジン音は聞かなかったことにするんだ」



「え、でも、」



「いいな」





藍島さんの鋭い目つきと迫力に、私は黙り込んだ。


……頷けないよ。






守られる立場になったけど、何も知らなくていいの?



何も知らずにのうのうと過ごせっていうの?






それとも


私のことはどうでもいいけど、博からのお願いだから、とりあえず安全なところにいろって?







……一番最後の考えが、一番近いのかもしれないな。