獣★愛~最強ケダモノ男子の溺愛姫~






ポツリと呟いた声が聞こえ、思わず肩をあげる。







「最近、予知は見たか?」







藍島さんが、私の目をジッと見つめて尋ねる。



吸い込まれていきそうな、澄んだ黒の瞳に、私は見とれてしまった。






最近見た、予知。


……ん~、最近見ていないんだよね予知。





予知は決まった時間に見る、とかそういうものではなくて


不定期に、時々たまたま、見ちゃうっていう感覚なんだよね。







「……ないみたいだな」



「は、はい……」








予知というのは怖くて、大体が嫌なことを教えてくれる。


“そうなる前に防げよ”っていう助言なのかもしれないけど、だいたいはそのまんま、嫌なことのままで現実になってしまう。