獣★愛~最強ケダモノ男子の溺愛姫~









「雫」




「何?」








「強くなったね」











博は私の家族のような人。



そんな彼の言葉は、毎回とても優しくて、温かい。





ポンポン、と頭を撫で続ける博。






自分では強くなったかわからない。


だけど、博の言葉がとても嬉しかった。






私は潤んだ瞳を揺らしながら、博に心からの感謝を送った。







「――ありがとう」